ごく稀に画像の特定エリアにリンク領域を設定しなければならない要件に遭遇する。いわゆるイメージマップのことで、単純な領域ならばデザインソフトで調べることもできるが、多角形ともなると一つひとつ座標を求めなければならず、とてもじゃないがやってられない。
そんなときに役立つのがWebツールだ。このエントリーでは、イメージマップを生成するWebツールを紹介したい。
イメージマップするWebツール
HTML Imagemap Generatorは、イメージマップ生成ツールだ。任意の画像ファイルを基準に矩形、円形、多角形を描画する機能を備えている。それら操作に応じてHTMLが編成され、画面に表示される。ユーザーはそれをコピペすれば済む。非常にインタラクティブに優れたWebツールとなっている。
HTML Imagemap Generator
http://labs.d-s-b.jp/ImagemapGenerator/
前述の「HTML Imagemap Generator」とは別のイメージマップ生成ツールも紹介しよう。このImage Map Generatorも同様に、任意の画像ファイルを基準に矩形、円形、多角形を描画する機能を備えている。相違するところは、href属性値とtitle属性値を設定できる程度だ。
Image Map Generator
https://imagemap.org/
まとめ
イメージマップを生成するWebツールの紹介だった。
その昔、イメージマップの生成は、Adobe Dreamweaverを用いたことがあった。Adobe Dreamweaverでコーディングすることがクールに感じられていたころの話だ。しかし、いまどきAdobe Dreamweaverを使ってコーディングするエンジニアは少ないだろう。リンク領域を求めるためだけにインストールしておく必要が感じられない。たとえそれを許容したところでイメージマップは、忘れたころにやってくるのだから操作が簡単なもののほうが良さそうだ。
このエントリーが、あなたのクリエイティビティを刺激するものであると期待したい。