今年の漢字は「密」。例年のごとく、清水寺をステージにして、ことし1年を表す漢字が発表された。応募集計は208,025票の応募のうち「密」が28,401票を集めて1位という結果に。
コロナ禍で3密(密閉、密集、密接)の注意喚起が発せられ、ソーシャルディスタンスや咳エチケット、手洗いなど、1人ひとりができることを求められた。結果的に、いかなるシーンにおいても「密」を意識させられ「今年の漢字」の応募集計結果にいたったのだと思う。
「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会による活動の一環で、漢字の奥深さと意義を再認識してもらうことを目的にしている。毎年全国に公募して、もっとも応募数の多かった漢字を、そのとしの漢字として発表する。清水寺で毛筆をふるっているシーンは、ニュースで報じられるなどして、記憶しているひとも少なくないだろう。
取り組みにおいて成功している「今年の漢字」だが、わたしの本業であるマークアップに関係するCSSで真似してみたい。
今年のCSS
わたしとしても、ソーシャルディスタンスは印象に強く鮮明なのだけれど、いまさら漢字1文字というのも芸が足りない。ついてはCSSの1プロパティで表してみた。
.people {
justify-content: space-between;
}
justify-content
プロパティは、フレックスコンテナの横方向、あるいは縦方向の配置にかかわる定義を役割している。そして space-between
値は、コンテナ幅に対して内包アイテムを均等に配置する。
つまりソーシャルディスタンスを表すのに適当なプロパティだといえる。
雑談
ソーシャルディスタンスって最近は、フィジカルディスタンスって言い改めるよう推奨しているのだとか。